- 「もう年なのか精液量が減ってきた…」
- 「若い頃みたいに精子をドバドバ出したい…」
若い頃は大量に射精できていても、中年になると徐々に出せる量が減り、下半身の力が失われていきます。
昔は3回戦までセックスできた方も、「今は1回戦が限界」という方が多いのではないでしょうか?
しかし、年齢を理由に諦める必要はありません。
射精量が減る原因を把握し、正しい方法を実践すれば精子を増やすことは可能です。
実際に、若者のような精液量を誇る50代や60代の方もいます!
今回は、精液量を増やす方法を5つご紹介します。
今日から実践できる方法もあるので、興味がある方はぜひ実践してください。
若者に負けない、大量射精を目指しましょう!
Contents
1回の射精の平均精液量
人間は一度にどれくらい射精するのでしょうか?
人間の精液量について、WHOが調査結果を公開しています。
WHOによると、精液量の平均値は1.5ml以上とされています。精子の質(サラッとorドロッと)にもよりますが、500円玉かそれより大きめ程度と考えておきましょう。精液量が多ければ、その分射精の快感も大きくなります。
世界基準でいうと、平均1.5mlを超えていれば問題はありません。
しかし、精液量が1.5mlより少ない人は、平均以下だと考えておきましょう。
特に1ml以下の方は、連続射精の実現はもちろん、不妊のおそれもあります。
精液量と精子を自宅でチェックする方法
専門の病院に行かずに、自宅で簡単に精液量を確認する方法があります。
その方法とは「精子観察キット」を利用することです。
精子観察キットは、自分の精子の様子をルーペで確認するための製品。
精子採取用の容器に目盛りがかかれているので、自分の精液量を簡単にチェックできます。
容器に向かって射精するだけなので、難しい作業はありません。
おすすめは株式会社TENGAによる精子観察キット「TENGA MEN’S LOUPE」。
スマホを使って観察するタイプの観察キットで、値段も1,200円ほどと安価です。
「安すぎない?ちゃんと観察できるの?」と思われるかもしれませんが、きちんと精子が動く様子が見られますよ。
下記の動画のように、手軽に簡単にチェックできるので、興味がある方は購入してみて下さい。
妊娠面で見ると、ただ精液が多ければいいわけではありません。
精子濃度が低いということは、受精しにくくなるということ。
つまり精液量があったとしても、精子数が少ない男性は不妊に悩む可能性がありますよ。
精液量が減る原因とは?

精液量が減る原因をご紹介します。
精子観察キットで測定して1.5mlに到達していない方は、以下の5つが原因になっている可能性があります。
射精量が減る原因 | 詳細 |
加齢 | 年齢を重ねると精子をつくる精巣が衰え、精液が作られなくなります。 |
オナニーの頻度が少ない | 射精しないと、体が「精子を作らなくても大丈夫」と判断し、精子を作る機能が低下します。 |
生活習慣の乱れ | 偏食や喫煙、過度な飲酒をすると血流が悪化し、勃起しません。 |
自転車の長時間利用 | 精液を作る睾丸がサドルとの摩擦で熱が発生し、精子を作る機能が低下。 |
ピッタリしたブリーフ | 精巣は熱に弱いので、体温の影響を受けると機能低下に繋がる |
加齢以外はこれからの過ごし方で変えていけます。
「この項目当てはまるな…」と思った方は、できるところから改善しましょう。
精液量を増やす方法5選!
射精量を増やす有効な手段を5つご紹介します。
即効性はないので継続の必要はあるものの、高い効果は期待できますよ。
40代以降の男性でもしっかり実践すれば、若者顔負けの射精ができます。
- 精力サプリ
- オナニー頻度をコントロールする
- 適度な運動
- 食習慣の改善
- ホルモン治療
- 精力を上げる成分の摂取
- ストレスフリーを目指す
- 長時間デスクワークしない
精力サプリ
精力サプリには、精液を増やす成分が豊富に含まれています。
なので継続して精力サプリを飲めば、徐々に体質を変化させることができます。
主要成分 | 効果 |
シトルリン | 血流をスムーズにする |
高麗人参 | 精子の質と量を上げる |
亜鉛 | 男性機能を上げて精子を増やす |
特に重要なのは、精子を作る効果を持つ亜鉛と高麗人参。
亜鉛は日本人にとって不足しやすい成分なので、多くの男性に必要とされています。
高麗人参は漢方にも配合される成分で、精子の質と量を増やします。
臨床検査で精液量が増えると検証されているので、信頼性も高いです。
神戸大学の臨床検査では、乏精子症患者グループに3年間にわたって高麗紅参の抽出物を投与したところ、精子数の増加については70.8%で有効、精子運動率の増加については66.6%で有効という素晴らしい結果を確認しました。
おすすめ精力サプリ:ヴォルスタービヨンドブラスト、ガガドラス
オナニー頻度をコントロールする
精液を増やすなら、オナニー頻度は早すぎても遅すぎてもいけません。
なぜなら、精子が満タンになるまでにはおよそ3日ほどかかるからです。
1日1回や2回だと、満タンになる前に排出しているので、最高の状態で射精ができません。
精液量マックスで射精したいなら、最短でも3日に1回にしましょう。
また、1週間を超えてから射精すると、テストステロンが減少するという研究結果も出ています。
テストステロンが減ると、将来的に精子を作る機能が衰えるので、オナ禁は長くても1週間までにしましょう。
2003年、中国の研究者が「自慰行為を1週間行わないことで、男性ホルモンのテストステロンが45.7%増加した」という研究を発表しました。(中略)
主張は妥当かというとそうとは限りません。2003年の研究では「自慰行為を1週間やめるとテストステロンが増加した」という部分が注目されていますが……8日目になるとなぜかテストステロンの量がぐっと減ってしまい、元の量に戻っているということも分かっています。
引用:Gigazine
精液量を増やしたい方は、3~7日に1回のペースで射精するのがおすすめです。
適度な運動
運動不足は健康的によくない上、男性ホルモンも増えません。
適度に運動すれば男らしさも上がり、精液をたくさん出せるようになります。
特に筋トレは、研究で男性ホルモンを増やすことが判明しているので、精液を増やしたい方は積極的におこないましょう。
筋肉トレーニングによって筋肉内のアンドロゲン受容体(AR)発現に影響が出ることが知られており、筋肉トレーニングの運動負荷後、筋肉内のARは一時的に発現低下しますが、回復期に発現上昇したと報告されています。
引用:アンファー
※アンドロゲン受容体:アンドロゲンホルモンであるテストステロン(男性ホルモン)によって活性化される細胞内タンパク質のこと
マラソンなど長時間の運動は男性ホルモン量を低下させるため、体を動かすのは1時間以内にしてください。
練習のし過ぎが原因でホルモンバランスが乱れて、生理不順に悩まされる人も少なくありません。
「スクワット」は、最も大きい筋肉である大腿四頭筋が鍛えられるのでおすすめです。
毎日30~50回行うと、徐々にテストステロンが増えてペニスの力が上がります。
食習慣の改善
「サプリだとお金がかかるから他の方法で…」という方は、日々の食事を改善させるところから始めましょう。
亜鉛やたんぱく質は精子の原料になるので、2つが含まれた食事をしましょう。
男性ホルモンも増えるので、一石二鳥です。
下記に、亜鉛が多く含まれる食べ物を掲載します。
- 牡蠣
- あわび
- たらばがに
- するめ
- 豚レバー
- 牛肉
- 卵
- チーズ
- 高野豆腐
- 納豆
- えんどう豆
- 切干大根
- アーモンド
- 落花
参考:グリコ
牡蠣は断トツで亜鉛が含まれているので、積極的に手に入れたい1品です。
ただ、牡蠣をいつまでも食べ続けるのは現実的ではありません。
効率面から考えると、やはりサプリの方が優秀です。
食生活の改善は手間がかかる上に、似た食材を何度も食べる必要があります。
反面、サプリなら決められた量を服用するだけなので、手軽さは比になりません。
お金に余裕があれば、精力サプリを買った方が短期間で精液を増やせます。
ホルモン治療
上記の方法に取り組んでも効果がなかった方は、ホルモン治療(注射や軟膏による治療)を受けてみましょう。
しかし、男性更年期障害の治療がメインな上、保険も効かないため費用も高額。
精液量を増やしたいからという理由で手術を受けに行っても、断られる可能性が高いです。
また男性ホルモンの投与は、いくつかの副作用も確認されています。
- 無呼吸症候群
- うっ血性心不全
- 前立腺がん
- 前立腺肥大
信頼できる医療機関なら、副作用なく手術を終えることが可能。
以下、ホルモン治療を実施している東京都足立区にある下井病院の料金を掲載しておきます。
【1ヶ月目】
初診:46,090円
初回注射時:28,960円
2回目注射時:37,760円
クリーム剤塗布開始時:54,860円(クリーム剤代含む)
【2ヶ月目】
経過観察時:54,220円(クリーム剤代含含む)
【3ヶ月目】
期検査実施:46,940円
【4ヶ月目以降は経過観察と定期検査を交互に繰り返す】
参考:下井病院
安全性にも不安があるので、特定の理由がある場合を除いておすすめはできません。
精力を上げる成分の摂取
射精量を増やすには、男性ホルモンをどんどん作らなければいけません。
なぜなら、男性ホルモンは精子を作る睾丸の機能を上げるからです。
食事や精力サプリを取り入れる際には、下記の成分が含まれているかチェックしてください。
成分 | 詳細 |
亜鉛 | 精子の原料になり、男性ホルモンの分泌を促す |
マカ | アルギニン・リジン・ロイシンなどのアミノ酸を多数配合 |
クラチャイダム | アミノ酸を多数配合。アルギニンがマカの3倍以上含まれている |
アルギニン | 成長ホルモン・男性ホルモンの分泌を促す |
シトルリン | シトルリンを摂取すると、一部アルギニンに変換されるので、間接的に男性ホルモンの分泌に繋がる |
すべての成分を摂取する必要はありませんが、有効な成分はなるべく取り入れていきましょう。
亜鉛・マカ・クラチャイダムは、直接的に男性ホルモンを分泌します
ストレスフリーを目指す
実はストレスも精液量に影響を与えます。
ストレスが溜まり続けると、徐々に自立神経が乱れて健康に悪影響を及ぼします。
ホルモンにも狂いが発生し、精子を作る男性ホルモンが分泌されにくくなるんですね。
もちろん、男性の自律神経失調症はホルモンの影響だけではありません。日々のストレスが影響をしている方も多いのも事実です。
引用:ひだまりこころクリニック
ストレスフリーになれば、性機能の低下が防げます。
ただ、高齢者は体の機能を支えるホルモンが足りなくなると、より危険な状態に陥ります。
体調を崩すだけでなく、更年期障害に陥る可能性もあります。
ホルモンバランスを保つために、定期的に趣味や旅行に行って、ストレスを発散しましょう。
長時間デスクワークしない
精巣は熱に弱いので、股間部を温めすぎると機能が低下します。
そのためデスクワークで、精巣を圧迫する姿勢をとり続けるのはやめましょう。
実際にやってみれば分かりますが、長時間座った状態で股間を触ると、かなり熱くなります。
血流の圧迫にも繋がっているので、精液だけでなく勃起力も低下します。
仕事のし過ぎが原因でセックス中に中折れ…、といった状況にもなりかねません。
連続射精もできなくなるので、<b仕事中は定期的に立ったり歩いたりして温めすぎを防ぎましょう。
オナニーの間隔をあけサプリも併用して射精量UP!
射精量が減る原因と増やす方法をお伝えしました。
射精量を増やす方法で最も簡単なのは、オナニー頻度の適切化。
頻度が3日未満、精巣が満タンになる前に排出するため、精液量は減ります。
逆に1週間以上射精しないと、精子の製造にも関わる男性ホルモン量が減るため、間隔のあけすぎにも注意が必要。
オナニー頻度にプラスして注目してほしいのが、精力サプリの利用です。
精力サプリには、精子の原料や男性ホルモンの活性化作用が期待できる成分も含まれています。